コラム

協力会社との写真共有、集めるだけで半日?現場写真の回収から報告書化までを効率化する方法

修繕や調査、点検の一部を協力会社に依頼していると、現場写真は自社で撮るより「送ってもらう」ことが多くなります。ところが、この協力会社との写真共有こそが、報告書作成のいちばんの詰まりどころになっていませんか。

そう、「写真が集まらない問題」です。

チャットに流れてくる写真、メールに分割添付された写真、期限付きのファイル転送リンク。集めて並べ直すだけで半日かかる、という声も珍しくありません。本記事では、協力会社から届く現場写真の集約でつまずきやすい点を整理したうえで、写真の受け渡しという工程そのものをなくし、報告書作成を効率化する方法を解説します。


協力会社から届く現場写真、どこに溜まっていますか?

協力会社からの現場写真の受け渡しで起きる4つの課題を整理した図

受け渡しの手段は会社ごとに違いますが、起きている問題は驚くほど共通しています。

チャットに届いた写真は流れて見えなくなる

グループチャットは送る側にとって最も手軽です。ただ、複数の写真が同じトークに混ざると、あとから特定の写真だけを抜き出すのが大変になります。会話が進むほど写真は上へ流れ、「先週送ったはずの写真が見つからない」という連絡の往復も起きます。

メール添付とファイル転送サービスは容量と期限の壁がある

写真が100枚を超えると、メールには収まりません。結果として何通かに分割され、受け取る側は番号を頼りに並べ直す作業を強いられます。ファイル転送サービスはダウンロード期限があるため、対応が数日遅れただけで再送依頼が必要になります。

ファイル名のルールが守られない

「物件名_日付_箇所」のような命名ルールを渡しても、現場の担当者が変わればすぐに崩れます。IMG_2841のまま届いた写真を1枚ずつ開いて、どの箇所のものか判断する。この照合作業は、撮った本人以外がやるとどうしても時間がかかります。

写真整理にかかっている時間そのものについては、関連記事でも試算しています。
詳しくは、写真台帳の「あと作業」にかかる時間とコスト、把握していますか?もあわせてご覧ください。


現場写真の共有手段ごとのメリット・デメリットを比較

それぞれの手段を、写真付き報告書の作成という目的で比べると差がはっきりします。

手段送る側の手間受け取る側の手間主なデメリット
グループチャット小さい大きい物件が混在する/保存期間
メール添付大きい容量制限で分割される
ファイル転送サービスダウンロード期限がある
クラウドストレージ共有小さいフォルダ運用が属人化する
写真報告アプリ小さい小さい導入時の設定が必要

送る側の手間が小さい手段ほど、受け取る側にしわ寄せが来ているのが分かります。協力会社の運用に変更依頼ができない立場であれば、この構図は変わりません。だからこそ、ルールを増やすのではなく手段そのものを変える必要があります。


協力会社との写真共有を仕組み化する3つの対策

これらの課題は、「協力会社が撮影した写真」と「発注側が使う写真の置き場」が分かれていることが原因です。ここが1つになれば、集約作業は発生しません。

例えば、写真報告アプリ「smart tag camera」をはじめとするツールを使えば、協力会社とその担当者にもアカウントを発行できるため、現場で撮影した写真がそのまま発注側のクラウドに集まります。撮影したその日に整理された状態で写真の共有が可能です。

次に、写真報告アプリなどのツールを活用して写真の集約を仕組み化し楽にする際の、3つのポイントを解説いたします。

送ってもらうのをやめ、同じ場所に入れてもらう

いちばん効くのは、受け渡しという工程自体をなくすことです。協力会社の担当者が現場で撮影した時点で、発注側のクラウドに写真が入っている状態をつくります。転送も再送依頼も発生せず、作業の進み具合も待たずに見えます。

物件ごとに見せる範囲を分ける

共有の場所を1つにすると、次に気になるのが情報の範囲です。A社の担当者にB社の担当物件が見えてしまう状態は、発注側としても説明しづらいものです。物件単位で担当会社を割り当て、担当外の物件は表示されない仕組みにしておけば、委託先が増えても共有と管理を両立できます。

撮影した瞬間に情報を付けてもらう

ファイル名で後から情報を補うのではなく、撮影時にタグを1タップ付けてもらう運用にします。点検箇所や評価をタグで選ぶ形にすれば、表現が担当者ごとにばらつきません。あとは箇所ごとに並べ替えるだけで、写真台帳の形になります。

写真と情報がその場で揃うと、報告書そのものの分かりやすさも上がり、提出後の確認連絡が減ります。報告書の品質と問い合わせの関係については、写真報告書の「あとからの問い合わせ」を減らす視点もあわせてご覧ください。

協力会社との現場写真共有を仕組み化する3つの対策を示した図


写真の集約作業をなくして、協力会社との運用を見直そう!

協力会社からの写真集約が大変なのは、担当者の努力不足ではなく、受け渡しを前提にした運用そのものが原因です。

  • ・チャットやメールでの受け渡しは、受け取る側に作業が集中する
  • ・ファイル名や命名ルールでの統制は、担当者が変わると崩れる
  • ・撮影した写真が最初から同じ場所に集まる形にすれば、集約作業は不要になる
  • ・物件単位の権限設定があれば、共有範囲を広げすぎずに運用できる

まずは自社と協力会社で、写真を共有するためだけに使っている時間を数えてみてはいかがでしょうか。想像より大きい数字が出るはずです。


協力会社との写真共有は写真報告アプリ「smart tag camera」がおすすめ!

smart tag camera(スマートタグカメラ)は、外部委託企業とその担当者にもアカウントを発行でき、物件ごとの割り当てによって担当外の物件は閲覧できません。集まった写真はタグで整理され、写真台帳と撮影位置図付きの報告書として自動出力できます。写真を集める作業に時間がかかっている方、お気軽にご相談ください。

1か月の無料トライアルもご用意しています。実際の運用に合うかどうか、まずはお試しください。

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